エンの調査で、従業員299人以下の中小企業131社のうち、2025年の冬季賞与を「支給予定」は87%だった一方、昨年より「増額する」は36%にとどまり、いずれも前年より低下しました(支給は90%→87%、増額は48%→36%)。増額幅は「1%~3%未満」が最多で、増額理由は「社員の意欲向上」(69%)が最多となりました。業種別では増額が多いのは不動産・建設関連47%、IT関連42%、人材関連40%です。一方、減額は「15%以上」が最多(25%)で、理由は「業績不振」(75%)が中心でした。賞与運用の課題は「評価・査定基準への悩み」(47%)が最多。景気の上昇や回復を「感じない」は48%で、「感じる」は23%にとどまります。2026年に取り組みたい課題は「人材の強化(採用・育成)」(75%)がトップで、賞与は抑制傾向でも人材投資を重視する流れが続く見通しです。
【調査情報】
調査期間 2025年11月18日~12月8日
調査方法 インターネット調査
対象 『人事のミカタ』利用の従業員数299名以下の企業
有効回答 131社
source: PR TIMES
