日立情報通信エンジニアリングは12月22日、工場やビルなど拠点単位で電力需要と太陽光発電の予実測データを集約し、設備やEV充電器・充放電器をリアルタイム最適化する「エネルギーマネジメントシステム構築サービス」の販売を始めました。標準基盤「Local EMS」を用い、連携用アダプター開発で短期間導入をうたいます。

カーボンニュートラルやGXで再エネ活用・EV導入が進み、拠点ごとの電力コスト管理が課題となっています。同サービスは上位の管理システム(BEMSやEV車両運行管理など)と連携し、異なるメーカー機器が混在しても一括管理できる設計です。EV充放電の群管理アプリを組み合わせると、充電器・充放電器を最大50台まで束ね、契約電力の目安となるデマンド値(30分平均使用電力量)以下に収まるよう充放電を制御し、ピークカットやシフトを狙います。OCPPやECHONET-Liteにも対応します。

今後はパートナー連携を広げ、メニュー型サービスの拡充で適用領域を広げる方針です。

【商品情報】

エネルギーマネジメントシステム構築サービス https://www.hitachi-ite.co.jp/lineup/engineering/service/ems_construction/index.html

メニューベースエンジニアリングサービス https://www.hitachi-ite.co.jp/lineup/engineering/service/index.html

EV充放電の群管理アプリケーション https://www.hitachi-ite.co.jp/products/energymanagement/evcharge/index.html

source: PR TIMES

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