企業のエネルギー・設備・排出量データから削減計画を最短5分で作る脱炭素計画策定システム「Green AI」が、2025年度(令和7年度)省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門で「審査委員会特別賞」を受賞しました。主催は一般財団法人省エネルギーセンター、後援は経済産業省です。
同システムはAIと最適化アルゴリズムを用い、5,000件以上の脱炭素・省エネ施策データベースを参照して、CO2削減量や投資回収年数(ROI)を算出します。計画(Plan)だけでなく、拠点ごとの削減を継続管理するPDCA機能も備え、専門人材や工数がかかりやすい計画策定の効率化を狙います。
同社は省エネ施策は再エネ導入に比べ投資回収が短いケースが多いとして、コスト削減とCO2削減の両立を掲げます。今後は日本の省エネノウハウのデータベース化と海外提供、国内ベンダーと海外ユーザーの接続を通じ、欧州・アジアでの脱炭素加速に取り組む方針です。
【イベント情報】
ENEX2026(第50回 地球環境とエネルギーの調和展) 2026年1月28日〜30日 東京ビッグサイト
source: PR TIMES
