船舶管理プラットフォーム「MARITIME 7」を利用する登録船員数が、2025年12月時点で10,000人を突破しました。運営は東京都港区のザブーンで、開始は2022年です。通信が不安定になりやすい海上でも使えるオフライン対応や、直感的なUI/UXを継続的に改善したことが利用拡大につながったとしています。船種や航行区域を問わず、紙や属人的な運用からの移行を進める海運事業者で導入が広がっている状況です。船舶管理では、担当者の経験差により保守・安全・運用の品質がばらつく課題があり、同サービスは業務を一気通貫でデジタル化し、管理品質の標準化と可視化を狙います。今後は、慢性的な人手不足や管理の複雑化を背景に、船舶管理のインフラとして活用領域が拡大する可能性があります。
source: PR TIMES