神鋼鋼線工業(兵庫県尼崎市の尼崎事業所、従業員350~400人)は、高校生の年間採用数を従来の2人から5人へ伸ばし、採用成果を2.5倍にした。支援したグロップ(岡山市)が12月22日、同社サイトで製造業の導入事例として公開した。

背景には、製造業で深刻化する「応募が集まらない」「入社後に定着しない」という課題がある。事例では、採用時に会社の仕事や職場像を具体的に伝える採用パンフレットなどの採用コンテンツを活用し、情報の伝達不足によるミスマッチを減らす狙いを置いたとしている。採用市場が複雑化する中、現場目線で課題整理から施策判断、導入後の変化までをまとめた。

同社とグロップは、採用活動の見せ方や伝え方の改善を軸に、再現性のある採用手法の構築を進める方針で、今後は定着や現場運営の改善にも波及するかが焦点となる。

【関連情報|事例記事】

導入事例記事 https://devsite.satori.site/case/grop_20250718

神鋼鋼線工業 公式HP https://www.shinko-wire.co.jp

グロップ 公式HP https://www.grop.co.jp/

source: PR TIMES

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