阪急阪神不動産は2026年1月、インドネシア北スマトラ州メダン市の大規模商業施設「デリパークモール」を取得します。施設は地下2階・地上7階、延床面積115,588平方メートルで、約200テナントが入居し、2019年に竣工しました。立地はメダン市中心部で、拠点駅のメダン駅に近く、クアラナム国際空港やベラワン港と中心部を結ぶ高速道路に接続する幹線道路沿いです。オフィスや大学、分譲住宅を含む複合開発「ポドモロシティ・デリ・メダン」内にあり、各施設と直結しています。同社はインドネシアの消費市場拡大とメダン市で中間層以上の増加が見込まれる点を背景に運営管理を強化し、ASEANでの賃貸事業基盤づくりを進める方針です。取得後、同社が現地で所有する商業施設は西ジャカルタの2物件に続き3物件目となり、今後は稼働率やテナント構成の最適化が焦点になりそうです。
source: PR TIMES
