東信電気(神奈川県川崎市)が11月に出荷を始めた太陽光発電所向け盗難対策システム「Miterus(ミテルス)」の威嚇機が、大手警備会社の設備として茨城県内のメガソーラーに設置されました。既存の監視カメラやクラウド通信の警備システムと有線で連動するカスタム仕様で、異常検知時に自動で威嚇します。
連動の仕組みは、警備側の既存システムまたはAIカメラが異常を検知して発報すると、Miterus威嚇機の超高輝度投光器(3万ルーメン)とパトランプスピーカーが作動し、現地で即時に威嚇する構成です。東信電気は接続のための専用インタフェースを新規開発し搭載しました。エッジAIカメラ(現場端末で解析するカメラ)での「下見対策」「侵入警報」に加え、クラウド上の映像確認や遠隔操作による無人見回りも想定しています。
同社は今後、標準モデルに加えて既存インフラとつなぐカスタム提供を強化し、防災システムと連動した警報用途も視野に入れるとしています。
【イベント情報】
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source: PR TIMES
