ブレイン(静岡市)の地震予報アプリ「ゆれズバ」が、12月8日に発生した青森県東方沖の地震(Mw7.6、最大震度6強)を直前に予知・予報し、無料の事前通知サービス「緊急大地震予報」を初めて発動しました。通知は12月7日11時から約36時間行われ、Google・Yahoo向け総配信件数は422.6万件(成人人口の約4%)でした。

同社によると、通知は初日に北海道・青森・岩手へ集中的に配信し、2日目に全国へ拡散。地震は12月8日23時15分頃に発生し、津波は岩手県の久慈港で最大70cmを観測しました。緊急大地震予報は地震の1~2週間前の事前周知を狙い、不要不急の移動抑制や家族・取引先への連絡、企業のBCP(事業継続計画)準備などの行動を促す設計です。

また同社は、満額で72時間配信した場合は約1690万件に達する見込みとしており、目標とする「3日で1000万人規模」の通知体制に近づいたとしています。今後は予知地域周辺への高密度配信を強め、事前防災行動への接続を課題に運用を拡大するとしています。

source: PR TIMES

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