MASOはロココと連携し、2025年8月22〜25日に静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで開かれた全日本自転車競技選手権(トラック)で、カメラ映像と生成AIによる周回検知のPoCを実施しました。女子ジュニアのスクラッチレースでは、ゼッケン認識にもとづく周回検知率が99%を超えたとしています。トラック競技は1周250mで、従来は約40人の審判員が目視で周回や着順を記録してきました。今回の手法はフィニッシュライン通過時を撮影し、画像認証でゼッケン番号を読み取り周回数を自動記録するもので、周回検知を基に位置の可視化が進めば審判稼働をおよそ1/10以下に抑えられる見込みです。両社は検知の安定性を高め、判定精度向上に加え、観戦者向けのリアルタイム表示など体験価値向上にもつなげる方針です。
【大会情報】
全日本自転車競技選手権 トラック競技(第94回)公式サイト
https://japantracknationalchampionships.com/
source: PR TIMES
