宮崎市のアース建設コンサルタントは12月22日、国土交通省の「外国人材とつくる建設未来賞」で「未来への取り組み賞」を受け、国土交通大臣表彰となりました。受賞は宮崎県企業で初で、今年度は全国5社のみが選定されています。
同社は2015年からベトナムの国立大学などと連携し、中間業者を介さず高度外国人材(技術・人文知識・国際業務)として育成する仕組みを構築。これまでに230人超が卒業し、約200人が日本企業に就職しました。現地で約8カ月の集中教育で測量や安全管理などの基礎に加え、報連相など現場文化、専門用語を含む日本語を学ばせ、即戦力化を狙います。
定着支援では授業料の一部を就職先が立て替え、本人が約3年で返済する枠組みや、病院・役所手続きなどの24時間通訳、週2回以上の面談を組み合わせ、早期離職の抑制につなげてきたといいます。今後は育成人材の活躍先を広げるため、採用・育成に関心のある企業との連携を強める方針です。
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人材育成事業ページ https://earthcon.co.jp/jinzai/
source: PR TIMES
