ヤマハは2025年12月23日、車載オーディオのアフターマーケット（新車購入後に追加・交換する市場）向けスピーカーで、オートバックスセブンとの協業を始めます。両社の車載音響技術と販売・施工の知見を組み合わせ、高音質を求める需要に応える狙いです。
背景には、音楽配信の普及で移動中も音質を重視するドライバーが増え、意匠性と高音質を両立した選択肢が求められていることがあります。ヤマハの開発中スピーカーは、高強度繊維ザイロン®を用いた複合材振動板でクリアな音を狙うほか、スピーカーからドアへの振動伝達を抑える独自機構「Isolation Frame」により、交換のみで低域の明瞭さ向上をうたいます。
協業の具体展開として、2026年1月9日〜11日に幕張メッセで開かれる「東京オートサロン2026」のオートバックスブースで、同スピーカー搭載デモカーを展示し音響体験を提供します。今後はアフターマーケットでの展開拡大の可否が焦点になります。
【イベント情報】東京オートサロン2026
会期：2026年1月9日（金）〜11日（日）
会場：幕張メッセ（千葉県千葉市美浜区中瀬2-1）
展示：開発中スピーカー搭載デモカー（オートバックスブース内）
公式HP：https://www.tokyoautosalon.jp/2026/
source: PR TIMES