C Channelは12月4日、メーカーのマーケティング・EC担当者向け勉強会を開き、SNS・口コミ・ライブコマースが購買行動を変える中での新しいEC戦略を議論しました。テーマは「ECは売上か、それともマーケティング資産か」で、登壇は生井秀一氏、高橋亮太氏、森川亮社長の3人です。

議論では、商材によりECの役割が異なり、洗剤など重く大きい商品はECが強い一方、メイク・スキンケアは店舗体験との両立が必要だと整理しました。世代差も焦点となり、若年層はTikTokで発見し、30代以降はFacebookやX利用が根強い一方、ライブコマース購入は35歳以上の女性が多いとしました。

TikTokライブでの販売要因として、高橋氏は「商品説明・見せ方・オファー」の3要素を提示し、単価4,000円以上が売れやすい、食品(米・蟹)が上位、地方×ライブで単発数百万円規模の売上事例があると共有しました。今後はEC・SNS・店舗を横断した体制づくりと、AI×コマースの伸長が鍵になる見通しです。

source: PR TIMES

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