タレスDISジャパン株式会社は12月23日17時17分、エージェント型AIやLLM(大規模言語モデル)搭載アプリ、企業データ、IDを実行時(ランタイム)に保護する新プラットフォーム「Thales AI Security Fabric」の内容を公開しました。プロンプトインジェクションやデータ漏洩、モデル操作、脆弱なRAG(検索拡張生成)パイプラインなどAI特有の脅威を想定します。背景には、マッキンゼー調査でAI活用が78%、タレスのデータ脅威レポートでAI専用セキュリティ投資が73%という数値があります。初期機能は、LLMアプリの脅威をリアルタイムで抑える「AIアプリケーションセキュリティ」と、RAG投入前の機密検出や暗号化・鍵管理、外部データ連携の保護に焦点を当てた「RAGセキュリティ」です。2026年後半にはデータ漏洩防止やMCPセキュリティーゲートウェイ、統一的な実行時アクセス制御などを追加し、AIエコシステム全体を覆う保護レイヤーの拡充を目指すとしています。
source: PR TIMES
