パナソニック エレクトリックワークス社は12月23日、連結子会社のパナソニック ソーラー アモルトン（PSAM）の全株式を、ジェイ・ウィル・パートナーズ（JWP）が関与するファンドで設立されたジェイ・シー・エー（JCA）へ譲渡する契約を結びました。譲渡元はパナソニック出資管理合同会社（PEMJ）で、手続きは2025年度中の完了を見込みます。PSAMはアモルファスシリコン太陽電池（薄膜型の太陽電池）の開発から販売までを担い、腕時計や電卓向けに供給。特に腕時計向け太陽電池デバイスでトップクラスの販売シェアを持つといいます。一方、同社は電気設備とデジタル技術を核にしたソリューション事業へ注力しており、事業ポートフォリオの見直しの一環とみられます。譲渡後もPSAMは福島県喜多方市を拠点に販売事業を継続し、腕時計以外の用途開拓で拡大を狙う方針です。なお、常陽キャピタルパートナーズ（JCP）のファンドからJCAへの出資も予定されています。
【商品情報】
譲渡対象会社：パナソニック ソーラー アモルトン株式会社（PSAM）
主力用途：腕時計・電卓向け太陽電池デバイス
公式情報：https://news.panasonic.com/jp/press/jn251223-1
source: PR TIMES