カンボジアとタイの国境地域で武力衝突が激化し、カンボジア側を中心に52万人以上が避難しています(PM’s office Cambodia、12月22日現在)。現地で活動するNPO「シェア=国際保健協力市民の会」は、被災地への支援物資配布に向けた緊急支援準備を開始し、12月25日11時からオンラインで現地駐在員が記者会見を行います。

衝突は12月中旬以降に拡大し、プレアビヒア州などで砲撃や空爆、ドローン攻撃が報告されました。住宅や学校、保健施設、パゴダにも被害が出ており、幹線道路や橋の破壊で避難や物資輸送が難しくなっています。プレアビヒア州では避難所15カ所に計3万6千人以上が避難し、食料や飲料水、衛生用品不足が深刻です。シェアは安全確保のため国境近くの通常事業を一時停止しつつ、自治体の女性子ども委員会など現地組織と連携して避難世帯数とニーズを把握し、保健・衛生(WASH=水と衛生)を中心とした支援の実施を検討しています。今後は治安と輸送状況を見極めながら、関係機関と連携して支援を拡大する見通しです。

【イベント情報】

記者会見(Zoom)12月25日(木)11:00

申込締切 12月25日(木)9:00

申込先 akondo@share.or.jp/pr@share.or.jp

【支援情報】

カンボジア緊急支援ページ https://share.or.jp/news/campaign/cambodia_emergency.html

source: PR TIMES

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