年末年始に旅行予定がある人は35.7%にとどまり、64.3%が「行かない・未定」だった。一方で、旅費が抑えられれば旅行に行きたい人は72.1%に達し、費用と混雑が行動を抑える構図が浮かんだ。おてつたびが登録ユーザー1,218人に11月21〜27日に実施した調査。ためらう理由は「宿泊費や交通費が高い」61.2%、「どこに行っても混んでいそう」57.5%が上位。背景には訪日外客数が2025年10月に約389万人と単月過去最高となり、宿泊料がコロナ禍前の約1.5〜2倍に達する地域もある点がある。旅行の価値観では、地域の人と交流し生活を体験する「関係旅行」への関心が96.9%。理由は「地域のリアルな日常を知りたい」70.5%など。今後は、観光地集中を避けつつ費用負担を下げる仕組みが旅行需要の掘り起こしを左右しそうだ。

source: PR TIMES

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