Polimillの行政向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」がver.2.2に更新され、2025年12月時点で全国約600自治体・約20万人の職員利用という規模を背景に、使いやすさを中心に機能を拡充しました。新たにGPT-5.2対応(標準/高推論の2モード)を含むモデル選択や、業務別のプロンプトテンプレートなどを追加しています。

主な変更は、チャット画面へのドラッグ&ドロップでjpg/pdf/docx/csvを直接投入し要約・分析できる機能、庁内のプライベートナレッジを複数ファイル同時に参照する機能、チャット履歴の自動アーカイブと検索・再開・引き継ぎです。RAG(検索拡張生成)の設計不要で全国自治体文書を5秒以内に横断検索できる点も特徴とされ、政策・議会比較などEBPM(証拠に基づく政策立案)の作業短縮を狙います。処理をAWS国内リージョンで行う環境を「具体的に保証」するとし、基本機能は無償で提供します。今後は、全職員が日常業務で常用する行政AIへの進化を目指すとしています。

source: PR TIMES

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