人生100年時代にテクノロジーで最も解決してほしい分野は「健康・介護・体の衰えへのサポート」で56.6%だった。ミライスピーカーが全国の30歳以上の男女543人を対象に2025年11月19〜26日にネット調査で集計した。

具体的に期待する技術(複数回答)では「身体や心の変化を早めに察知し、健康を維持したい」が60.6%で最多、「目・耳・足など体の変化を補う技術がほしい」が57.5%で続き、予防型の健康管理と機能補助のニーズが同時に強いことが示された。自由回答では移動の不安、会話やつながり、介護への要望が多く、生活課題が健康以外にも広がる実態が浮かんだ。

属性別では、女性が「家族の世話の負担軽減」「家事の効率化」で男性を10ポイント以上上回り半数超。70代以上は外出・趣味・会話の支援を望む回答がいずれも半数以上で、生活を楽しむ支援への関心が強かった。今後は、健康維持と補助技術に加え、移動・コミュニケーション・介護まで含む横断的な製品設計が競争軸になりそうだ。

source: PR TIMES

Share.