北陸コンピュータ・サービス(HCS、富山市婦中町)は12月24日、ソフォスの「SOPHOS ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)」サービスの提供を始めました。初期費用は20万円から、月額は基本契約4万円からで、ユーザーライセンスは1IDあたり月額2000円からです。初年度は10法人の導入を見込みます。
背景には、リモートワークやクラウド利用の拡大で社内外アクセスが複雑化し、フィッシングやランサムウェアなど攻撃が増えていることがあります。ZTNAは「何も信頼しない」を前提に、ユーザーや端末の状態を個別に評価してアクセス権限を細かく制御し、従来のVPN(社外から社内ネットワークへ入る仕組み)の広い権限付与によるリスクを抑える技術です。多要素認証や端末管理を組み合わせ、場所を問わず利用できる点も特徴としています。
HCSは北陸に本社を置く企業としてソフォスのゴールドパートナー認定を受けており、2026年10月に運用開始予定の経済産業省「セキュリティ対策評価制度」を見据え、制度開始前の対策強化ニーズを取り込む考えです。今後は要件に応じた個別見積を前提に、導入企業の増加と運用支援の拡充が焦点となります。
【商品情報】
サービス名:SOPHOS ZTNA(ソフォス ゼロ・トラスト・ネットワーク・アクセス)
料金:初期費用200,000円~/月額 基本契約40,000円~、ユーザーライセンス2,000円~(1ID)
source: PR TIMES
