ASD(自閉スペクトラム症)の男児14人を含む4〜10歳の男児28人を対象に、週1回45分のサーキットトレーニングを6カ月続けたところ、ASD群の「行動上の問題」スコア(SDQ)が中央値4.0から2.5へ有意に低下(p=0.012)した。結果は2025年5月に米国で開かれたスポーツ医学会議「2025 ACSM」でePoster発表された。介入は平均台やミニハードル、トランポリンなどを組み合わせ、子どもの特性に合わせ調整した。改善幅は非ASD群より大きく(-1.0±1.2 vs 0.0±1.2、p=0.017)、攻撃的行動やかんしゃくなど外在化行動の軽減に運動介入が寄与する可能性を示した。実行機能(行動抑制や計画など)への影響は示唆段階で、因果の確定には追加検証が必要です。今後は頻度や内容の最適化、他指標や長期追跡、教育・医療機関との共同研究を進めるとしている。

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source: PR TIMES

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