沖縄県宮古島市のパイナガマビーチで2025年6月に実施された落下ごみ調査で、ごみが700個を超えて確認され、半数以上がタバコ関連だった。東屋エリアではごみ267個のうちタバコ関連が約55%、飲食関連が約26%を占め、駐車場エリアでは207個のうちタバコ関連・飲食関連がそれぞれ約40%だった。海岸線エリアでもごみ270個のうちタバコ関連が約56%で、漂着ごみは61個(主に発泡スチロール片・プラスチック片)だった。調査は宮古島市街地など計3地点で、調査員3人が目視で種類別に個数を数えた。結果を受け、ビーチ内にごみ袋を常設し分別できる大型ごみ箱「拾い箱」を1台設置し、来訪者が“いつでも”ごみ拾いに参加できる環境を整える。設置期間は10月31日から12月19日までで、12月20日以降は宮古島市へ寄贈し海空すこやか公園に移設予定だ。啓発策として11月1日には市内小学生8人が清掃とペイントで周知し、ポイ捨て抑制と行動変容につなげる取り組みが続く見通し。
【イベント情報】
ビーチクリーン&ペイント
2025年11月1日(土)10:30~12:00
会場:パイナガマビーチ(駐車場付近)
内容:小学生によるビーチクリーン、拾い箱ペイント(海の生きものテーマ)
【設置情報】
拾い箱(分別可能な大型ごみ箱)
場所:パイナガマビーチ内
台数:1台(燃えるごみ、ペットボトル、缶、ビン)
期間:2025年10月31日(金)~12月19日(金)
12月20日以降:宮古島市へ寄贈、海空すこやか公園に設置予定
source: PR TIMES
