成田空港の2025年11月の国際線外国人旅客数は200万人(前年同月比106%)となり、11月として過去最高を更新しました。国際線の航空機発着回数は1万7129回(同106%)で、11月として2019年に次ぐ歴代2番目の水準でした。
航空旅客数全体は355万人(同108%)で、国際線の訪日需要の高まりが数字を押し上げた形です。方面別の詳細は示されていないものの、旅客便ではアジア方面路線が全体的に好調に推移したとしています。国内線の旅客便発着回数は3719回(同109%)で、前年の冬期スケジュールから続いたLCC各社の機材・運航人員不足による減便影響が一巡したことが背景にあります。
貨物では国際航空貨物量が18万トン(同107%)となり、前年同月超えは20カ月連続です。今後も訪日需要と路線供給の回復度合いが、旅客・貨物の水準を左右するとみられます。
source: PR TIMES
