Nyx Foundationは、2025年9月15日〜10月13日に行われたイーサリアム次期大型アップグレード「Fusaka」関連の公開監査コンテストで、脆弱性17件を発見・報告し、報告件数で世界1位となりました。賞金は300万円で、対象はメインネット公開前のイーサリアムクライアント実装でした。
同団体は脆弱性探索を自動化する独自のAIエージェントを用いて参加し、Erigon2件、Grandine3件、Nimbus7件など計8実装で不具合を見つけたとしています。クライアントはブロックチェーンのノードを動かすソフトで、実装差が多いほど検証は複雑になります。発見分は開発者側で修正済みです。
また、コンテスト範囲外でもNimbusとErigonで2件を別途報告し、こちらも修正済みとしています。今後はイーサリアム以外のWebやインフラ、暗号プロトコルにも対象を広げ、標準で約1週間の監査サービス提供を進める方針です。
【関連情報】
Nyx Foundation 公式サイト https://nyx.foundation
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source: PR TIMES
