CAICA DIGITAL子会社のネクス（岩手県花巻市）は、5G RedCap対応USBドングル「UNX-35GL」を2026年1月から順次販売します。従来の5Gモジュールで課題だった消費電力やコストを抑え、小型IoT機器でも5Gを使いやすくする狙いです。RedCapは5Gの特性を維持しつつ簡素化した国際標準仕様で、ウェアラブルや産業用IoT、医療機器、LTEで使われてきたバックアップ回線の5G化需要を想定します。製品は有線LANポートを標準搭載し、モデム/ルーター/ブリッジの3モードに対応。ルーターモードではDual SIMの切替設定が可能（同時利用は不可）とし、冗長化やコスト最適化に活用できます。国内主要4キャリアの周波数やローカル5G、プライベートLTE、sXGP、国際ローミングにも対応し、CE・FCC・UKCA認証取得で海外利用も視野に入れます。今後、国内でRedCapネットワーク提供が広がれば、導入先の拡大が見込まれます。
【商品情報】
製品名：UNX-35GL
出荷開始：2026年1月より順次（注文は随時受付）
公式URL：https://www.ncxx.co.jp/
source: PR TIMES