Synspectiveは12月24日、防衛省の「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」を、三菱電機など6社とともに落札した。事業期間は契約締結日から2031年3月31日までの約5年間で、画像データ取得や専用地上施設の運用などを担う。

同事業は、脅威圏外から対処するスタンド・オフ防衛能力の実効性確保に必要な画像情報を、民間運営の衛星コンステレーションで安定取得する狙い。衛星コンステレーションは高度約200〜2000kmの低軌道に多数の小型衛星を配備し連携運用する仕組みで、PFI(民間資金等活用事業)として進められる。入札方式は一般競争入札(総合評価落札方式)。

今後は代表企業の三菱電機、スカパーJSAT、三井物産の3社で特別目的会社を設立し、防衛省との契約締結に向け調整が進む。Synspectiveは協力企業として画像データ取得に関与し、官民連携の枠組みの中で運用体制の具体化が焦点となる。

source: PR TIMES

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