ニュートラDCシンガポールと合同会社石狩再エネデータセンター第1号は2025年12月25日、シンガポール・インドネシアと北海道石狩を結ぶデジタルインフラ拡大に向け、戦略的提携の覚書を結びました。石狩再エネDC第1号は2026年4月開業予定で、受電容量15MW、延床面積11,093㎡、1,140ラックを計画しています。提携では、ニュートラDCがシンガポールとインドネシアの拠点で石狩側ユーザー向けコロケーション(サーバ設置場所の貸し出し)を提供します。石狩側は2026年8月に石狩—東京大手町間で開通予定のIOWN/APN(光技術で大容量・低遅延を狙うネットワーク)を活用し、ニュートラDCのPOPを施設内に設置できるよう支援し、Neutra Connectの活用を目指します。さらに両社はNVIDIAやAMD等のGPUを用いたGPU-as-a-Serviceを共同開発し、越境ネットワークで低遅延・冗長なGPU利用環境の提供を検討します。今後は北海道庁の支援も得ながら、北海道を日本展開の候補地として新規データセンター事業の具体化が焦点となります。
【企業情報】
NeutraDC 公式サイト https://www.neutradc.com/
source: PR TIMES
