株式会社セルバンク(東京都中央区)と医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院(大阪市北区)は提携し、自家培養した「真皮線維芽細胞」を用いる皮膚再生治療の提供を梅田院で開始しました。セルバンクは年間5,000件以上の培養実績を持ち、国内100院以上の医療機関に再生医療向けの細胞加工・保管を提供しています。

肌の再生医療は、皮膚の真皮にある線維芽細胞を培養して移植し、しわ・たるみなどの改善を目指す治療です。線維芽細胞はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを産生する細胞で、加齢により減少するため、細胞の補充で肌機能の回復を狙います。自分の細胞を使う点から副作用リスクが比較的低いとされます。

セルバンクは敷地面積約300㎡の細胞培養加工施設(CPC)を運用し、今回の提携でも製造・品質管理面などで医療機関の運用支援を担う方針です。今後は導入施設の増加により、美容領域での再生医療の選択肢が広がる可能性があります。

【クリニック情報】

W CLINIC 梅田院

大阪府大阪市北区梅田2-1-21 レイズウメダビル4階・2階

https://wclinic-osaka.jp/

source: PR TIMES

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