介護情報サイト「EEFUL DB(イーフル・ディービー)」が2025年12月25日、AIによる対話型検索を中心に据えた形で再リニューアルされました。運営するEEFULホールディングス(東京都港区)が、介護事業所の探し方を見直し、情報探索体験の再設計を進めます。

今回の更新では、従来のエリア・サービス種別などの条件検索に加え、希望や状況を自然文で伝えると事業所情報へ導く「AIで事業所を探す」導線を中心に配置しました。案内役のAIエージェントはキャラクター「かいとくん」として再設計し、制度や施設の違いなどを平易な言葉で質問できる形にしています。

技術面では、全国の介護事業所情報を意味単位で扱うためのベクトル変換を用い、RAG(検索結果を参照して文章生成する手法)とLLM(大規模言語モデル)を組み合わせた検索基盤を採用したとしています。検索画面と会話のどちらからでも同等の精度と一貫性を目指す設計です。今後は「探す」だけでなく、介護情報を調べて理解し意思決定するためのプラットフォームとしての機能拡張が焦点になります。

【サービス情報】

EEFUL DB https://eeful-db.com

source: PR TIMES

Share.