ファッション業界紙「WWDJAPAN」の12月22日・29日合併号は、創業90周年の吉田カバンを総力特集し、「ポーター」「ラゲッジレーベル」「POTR」のモノ作りを掘り下げます。焦点の一つは、昨年“タンカー”のナイロン生地を100%植物由来ナイロンへ切り替え、価格が倍近くに上がりながら売上が上昇した点です。特集では、職人の工房取材や社員・社長・協業ブランドの声を通じ、伝統技術と最先端素材、デザイナーズとの協業が同社の強みとしてどう両立してきたかを整理します。併せて年末企画として、2025年の重大ニュースやヒット商品も振り返ります。付録の「WWDJAPAN BEAUTY」では「今こそ立ち上がれ、日本化粧品」を掲げ、主要流通のアットコスメ、ロフト、アインズ&トルペの売り場視点から、商品力に加え価値設計やコミュニケーション設計が購買を左右する実態を検証します。今後は、素材転換のようなコスト増局面でも支持を得るブランドの説明力と、国内化粧品の価値訴求の再構築が競争力の鍵になりそうです。

source: PR TIMES

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