沖縄県名護市で2025年度から、観光周遊の促進を狙う「スマートシティ名護モデル・観光DX推進事業」が始まり、市内各所にタッチパネル式の観光サイネージとAIカメラ搭載のスマートライティングポールが設置されました。事業は内閣府の「令和7年度沖縄振興特定事業推進費補助金」の交付を受けて実施されています。名護市はやんばるの玄関口で自然資源が豊富な一方、那覇空港と南部観光地の中間に位置し滞在時間の短さが課題で、データ活用で回遊を伸ばす狙いです。サイネージは観光マップやSNS動画を選んで閲覧でき、AIカメラの属性解析と閲覧履歴から行動傾向を分析して配信内容を最適化します。スマートライティングポールは人流計測と属性解析に加え、LPWA無線で遠隔の照明制御を行い、通行量に応じた照度調整などデータに基づくインフラ管理(EBPM)が可能とされます。得られた効果測定を踏まえ、同様の観光DX施策を全国自治体へ広げる展望です。

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source: PR TIMES

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