グランサルト（東京）とトーシン（大阪）は2025年度のJICA Bizに共同提案が採択され、ガーナで日本の中古トラクターやコンバインを使った農業機械化モデルの実証を始めます。農業サービスプロバイダー（SP）と組み、Lease-to-Own（利用料を払い最終的に所有権が移る仕組み）を含む契約で導入障壁を下げる計画です。
ガーナでは耕起や収穫など機械作業の需要が高い一方、購入費用や資金調達が壁となっています。実証では中古農機・スペアパーツの調達と輸出、現地での運用（耕起、整地、運搬、収穫）、返済回収のスキーム、保守や部品供給体制、運用データ取得を検証します。トーシンが調達・輸出と技術助言、グランサルトがSP連携や運用設計、データ収集と事業拡大計画を担います。
得られた運用・コスト・整備・回収データを基に標準モデル化し、ガーナ国内での拡大と周辺国展開を視野に、SDGs目標1やガーナ政府の「GROW24」政策への貢献を目指します。
【関連情報】
JICA採択案件公表ページ https://www.jica.go.jp/information/press/2025/20251222_11.html
グランサルト https://3s-capital.co.jp/business/gransalto/
トーシン https://www.tractor-toshin.co.jp/
source: PR TIMES