一般財団法人日本ファッション協会が運営する「スタイルアリーナ」は、表参道でZ世代女性21人に街頭インタビューを行い、コーディネートをTPOや気分で変えてもポーチの中身は変えない層が一定数いる実態をまとめました。調査は2025年12月6日に実施し、対象は「ポーチの中身を変えない派」のおしゃれなZ世代女性21人です。21人中9人は服のテイストを切り替える一方、化粧品は同一の“一軍”を携帯していました。背景には、外出先での化粧直しを前提にせず「家を出る時点で完成させる」行動があり、実際に「外でメイク直しをほとんどしない」といった声が出ています。要因としては、崩れにくいファンデーションや皮脂吸着パウダー、高密着下地などベースメイクの高機能化と、スキンケアで肌状態を整える「肌管理」への意識の高さを挙げました。スタイルアリーナは、固定化は保守性ではなく、試して納得したものだけを残す合理的で再現性の高い選択だと整理し、今後は対照的な「変える派」の価値観分析も進めるとしています。

【資料情報】

インタビュー内容(21人分)ダウンロード

https://www.style-arena.jp/

source: PR TIMES

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