山形県鶴岡市の出羽三山神社は2026年、12年に一度の「羽黒山午歳御縁年」を迎え、年間企画の予定を示しました。御縁年は干支と山の由来が重なる節目で、十二年分の御利益が得られるとされ、参拝者の増加が見込まれます。羽黒山は出羽三山のうち「現世」を表す山とされ、山頂の三神合祭殿参拝に加え、春から秋は2446段の石段を歩く「石段詣」も選択肢です。企画では、午の日限定の御守(初穂料2,000円、初回1月8日)や特別祈願絵馬(同1,000円)などを1月1日から通年頒布予定。食の面では「羽黒山八景膳」(3,850円、3月1日~12月下旬予定、3日前まで要予約)を用意します。土産向けにはレトルト殺菌で常温で数週間保存できる「生胡麻豆腐」(660円)などを1月から順次販売。夏季は国宝・羽黒山五重塔ライトアップも行われ、地域回遊の強化が焦点になります。2026年夏は庄内地域がJR東日本のキャンペーンエリアにも選ばれており、御縁年と重なる集客の波及が注目されます。
【イベント情報】
国宝羽黒山五重塔ライトアップ
https://www.tsuruokakanko.com/spot/5795
source: PR TIMES
