京王バス(京王電鉄バス)は2025年12月25日、高速バス・空港連絡バス・貸切(観光)バスで、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を含む機器をトランクに入れず手元で管理するよう呼びかけました。走行中にトランクへすぐ取りに行けないことを踏まえ、過熱による変形・損傷や発火リスクを想定した安全対策です。カバンやスーツケースに入れていてもトランクでの預かりはできず、破損・変形・異臭、発煙・発火など異常時は速やかに乗務員へ知らせるよう求めています。対策として、車内の運賃収受機付近など動線上へのイラスト掲示、全車両への延焼防止シート配備、トランク扉開放時に日英中の3言語で注意喚起する放送装置の搭載を進め、2025年12月までに対象車両すべてへ搭載するとしています。各座席にはコンセントまたはUSB(Type-A)の給電設備を備え、充電は座席周りで管理し、休憩などで離席時は充電せず携行するよう案内しています。今後は多言語案内の徹底により、観光・空港利用を含む幅広い乗客へ安全行動の定着が進むかが焦点です。

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問い合わせ先 京王電鉄バス株式会社 運輸営業部 高速・貸切事業担当 042-352-3715(9:30~18:00 平日のみ)

公式PDF https://www.keio-bus.com/news/6c23f2c575bdfa386acd.pdf

source: PR TIMES

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