女性向けオンライン医療のLDHDは12月、日本性感染症学会(12月20〜21日)で、おりものシートを使った細菌性腟症(BV)のスクリーニング研究を報告しました。医師採取のスワブ(綿棒)検体とシート検体のニュージェントスコア法での一致率は、健常群・BV群で約70%でした。背景には、おりものに不安がある女性が約30%いる一方、婦人科受診は20%にとどまる実態(N=3,000)や、自己スワブ採取に抵抗がある人が49%という調査(N=30,000)があります。郵送想定の比較では、着用当日と郵送後シートで健常群100%、中間群・BV群で約70%以上の一致率を示しました。菌叢解析でもBV関連菌(ガードネレラ菌等)の有無はスワブ法と同傾向とされ、同社はFemCHECKの知見を基に精度向上と実用化検証を進める方針です。
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