大阪府の中古マンション価格が上昇基調を強めています。マンションリサーチの分析によると、2016~2024年のレインズ成約平米単価は約1.58倍となり、府内は9年連続で上昇しました。大阪市北区は平米単価105万円、3年前比の上昇率は+54.5%です。

市内の平米単価は、北区105万円、中央区89万円、西区79万円が上位で、下位は住之江区30万円など。上位と下位で2~3倍の差があり、二極化が進みます。2022年以降は成約単価が相場価格を上回る傾向も強まり、希少性の高い物件が高く売れる局面が目立ちます。

背景には、実質金利が低水準で住宅ローン需要が続くこと、単身・DINKS増で駅近需要が底堅いこと、うめきた2期やなにわ筋線構想など再開発・交通網整備への期待があります。今後も万博後のレガシー活用やIR開発の進展次第で、選ばれるエリアへの価格集中が続く見通しです。

【記事情報】

不動産オウンドメディア「すみかうる」レポート https://t23m-navi.jp/magazine/news/navi-report-osaka/

source: PR TIMES

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