ヴィンクスは2025年12月25日、流通・小売業の店舗と本部の業務を支援する生成AIプラットフォーム「Retail Brain(リテールブレイン)」を発売しました。サービス利用料は月額50万円(税別)からで、初期導入費は個別見積です。Microsoftの生成AI技術と、同社のPOS「ANY‑CUBE」、基幹系「MDware」、CRM「Satisfa CRM」などの業務データ、また各社が保有するデータを組み合わせて活用できるとしています。

背景には、原価高騰や人手不足、業務オペレーションの複雑化があり、店舗・本部・消費者の接点データをつなぐことで判断の迅速化と現場の自律化を狙います。提供予定のAIエージェントは、店舗チーフ向け(売上分析、入庫管理、欠品・棚割、見切り・廃棄支援など)と従業員向け(在庫確認、陳列・POP作成、問い合わせ対応、POS操作支援など)に加え、顧客別にカスタマイズする個別エージェントです。

同社は今後、データ整備とエージェントのアドオン追加により、業務代行や意思決定支援を段階的に高度化するとしており、2026年3月3日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」に出展予定です。

【イベント情報】

リテールテックJAPAN

開始日:2026年3月3日

会場:東京ビッグサイト

source: PR TIMES

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