山梨県の若手職員が2025年11月26日、山梨県立甲府東高校(甲府市)で「水素エネルギー」と「メディアリテラシー」を組み合わせた課題解決型の特別授業を90分実施しました。登壇したのは県のクリーンエネルギー政策を担当する宮坂洋平氏で、生徒に「情報の見方」と水素社会の課題設定を促しました。

授業は、8月に若手職員が受講したメディアリテラシー研修の学びを、母校でアウトプットする狙いで企画されました。前半はSNSや動画配信のアルゴリズムによる情報最適化などを題材に、偏りに気づく思考法を解説。後半の水素パートでは専門用語が伝わりにくい場面もあり、伝える言葉の「翻訳」が必要だという気づきにつながったとしています。終盤15分のワークでは、水素社会実現の課題に対する問い立てと解決案の検討に取り組みました。

同プロジェクトは県内6校(甲府昭和、巨摩、都留興譲館、青洲、身延など)で順次実施予定で、行政の人材育成と次世代教育を接続する取り組みとして拡大が見込まれます。

【イベント情報】

実施日時 2025年11月26日(水)15:00〜16:30

会場 山梨県立甲府東高等学校

講師 山梨県 新価値・地域創造推進局 宮坂洋平氏

協力 株式会社イマジナ

source: PR TIMES

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