ALL DIFFERENT(東京都千代田区)らは、社会人5~14年目で非管理職の中堅社員800人を調査し、最大の「壁」は知識・スキルへの不安(42.9%)だったとまとめました。仕事量の多さ(38.8%)、精神的に追い詰められた経験(36.3%)も続きました。転職意向がある層では知識・スキル不安が58.5%で、意向がない層(37.2%)より21.3ポイント高く、離職意向との関連が示されました。専門性を極めたいスペシャリスト志向では70.7%が不安を実感。手順が決まらない「非定型業務」(状況対応が必要な仕事)の機会が「とてもある」層は70.9%が不安を抱え、一方で機会が「全くない」層は不安がない割合が40.2%でした。不安の乗り越え要因は「我慢・忍耐」25.9%が最多で、「まだ乗り越えられていない」も25.7%に達しました。企業は役割期待の明確化と学習機会の整備が、停滞や離職リスクの抑制につながるかが焦点になりそうです。
【調査情報】
調査名:中堅社員の意識調査(ミドルキャリアの「壁」編)
調査期間:2025年10月6~7日
対象:社会人5年目以上15年未満かつ管理職未満
方法:インターネット調査
サンプル数:800人
source: PR TIMES
