物流DXを手がけるエニキャリ(東京都千代田区)は12月26日、独自分析による「2025年ラストマイル物流10大ニュース」を公表し、解説動画をYouTubeで公開しました。ランキングは1位「日本郵便を巡るコンプライアンス問題と配送体制の課題」、2位「佐川急便の配送遅延や受取対応の議論」、3位「置き配標準化の検討本格化」などで、2025年にサービス停止や遅延が相次いだ状況を主要論点として整理しています。4位にはASKULのサイバー攻撃による一時的配送停止、8位に再委託制限などを含むトラック事業適正化関連法の成立、9位に改正物流二法の施行が入り、制度対応とリスク管理の重要性が浮き彫りになりました。動画では、2026年4月のCLO(物流統括管理者)義務化を見据えた中長期計画の必要性や、国交省補助事業で推進する鹿児島県発の農産品・魚介類をANA Cargoと当日中に首都圏へ運ぶモーダルシフト事例も紹介しています。2026年度の需給逼迫を避けるには、置き配の安全性確保を含むデジタル化と、共同配送・モーダルシフトの同時推進が鍵になりそうです。

【動画情報】

番組名:2025年 ラストマイル物流10大ニュース(解説動画)

公開日:2025年12月26日

URL:https://youtu.be/3QVv9C4UiK8

source: PR TIMES

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