建設業向け積算業務の自動化プラットフォーム「AI積算」を手がけるH2Corporation(東京都渋谷区)は12月26日、米ベンチャーキャピタルのNew Enterprise Associates(NEA)をリード投資家とするプレシリーズAエクステンションラウンドで資金調達を行ったと発表しました。NEAは運用資産総額280億ドル(約4兆円)規模で、既存投資家のSpiral Capital、JAFCO、MetaProp、One Capital、Boost Capitalも参加します。主力の「AISekisan Platform(AISP)」は、建設の拾い出し・見積もり(図面や仕様から数量と金額を算出)を担う基盤システムとして、独自AIモデルで99%精度、業務効率10倍をうたいます。調達資金は米国でのフォワード・デプロイド・エンジニアリングとカスタマーサクセス体制を10倍に拡大するほか、研究開発と機能拡張、人材採用に投じ、米国展開を強める方針です。今後は、国内での導入拡大と並行して海外市場での標準化を狙い、建設業のデジタル化を後押しするかが焦点となります。

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会社情報 https://www.h2corporation.co.jp/

投資発表ページ https://www.h2corporation.co.jp/post/nea-investment-announcement

採用情報 https://careers.h2corporation.co.jp/

source: PR TIMES

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