北九州市とサンキュードラッグは12月11日、地域課題の解決に向けた包括連携協定を結びました。同社は半径25km圏に77店舗を展開し、年間延べ来店客数は1,200万人超、アプリ会員は約21万人です。店舗網と専門人材、デジタル基盤を組み合わせ、女性・子ども・高齢者を軸に7分野で連携します。北九州市は政令市で高齢化が最も進み、地域コミュニティの希薄化や買い物困難と情報取得の課題が重なりやすい状況です。協定では店舗駐車場で乳がん・骨粗しょう症検診を週末に実施し受診率向上を狙います。市の受診率は乳がん36.6%(全国47.4%)、骨粗しょう症1.1%(全国5.5%)です。災害時の物資供給やWi-Fi等の情報拠点化、資源循環ボックス設置、高齢者向け健康セミナー、こどもの居場所づくりも進めます。今後は買い物支援モデルの横展開や、PHR(個人の健康・医療等の記録)を活用したデータヘルス改革への接続が検討されます。

source: PR TIMES

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