スマートドライブ(東証グロース5137)は2025年12月26日、クラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」で、運転評価ロジックを刷新した「新安全運転スコア」の提供を始めました。従来は独立していた「運転スコア」「急加減速スコア」「速度超過スコア」の3指標を掛け合わせ、100点満点で安全運転を総合評価します。

背景には、ドライバーからの「スコアの根拠が不明瞭」という声や、管理者からの「具体的な指導法が知りたい」「速度超過が含まれていない」といった要望がありました。新スコアでは、運転技術(ブレーキやアクセルのなめらかさ)、運転意識(100kmあたりの急操作数)、運転モラル(速度超過の時間と超過度合い)を別々に数値化し、弱点を特定しやすくしたとしています。ドライブレコーダー型とシガーソケット型の両デバイスに対応します。

同社は、多角的な分析による指導の納得感向上や、速度超過など事故リスク要素の可視化による事故削減につながる可能性を示しています。今後は、運用データの蓄積によりスコア活用の定着が進むかが焦点です。

source: PR TIMES

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