全国の犬の飼い主350人を対象にした調査で、ドッグフードの添加物を「ある程度気にしている」47%(164人)と「かなり気にしている」26%(90人)を合わせ、73%が添加物を意識していることが分かりました。運営元は東京都港区の株式会社エイトで、Webメディア「ドッグフードの神様」が12月にインターネットで実施しました。添加物で特に避けたいもの(最大3つ、複数回答)は、着色料123件が最多で、合成酸化防止剤(BHA、BHTなど)111件、合成保存料(ソルビン酸など)106件が続きます。一方、「無添加」「○○不使用」と表示のあるフードを試した経験は66%(229人)に上りましたが、切り替え後の変化は「特に変化はなかった・分からなかった」が124件で最多でした。気にしない理由では「これまで特に困ったことがない」46件が最も多く、基準の存在や判断の難しさも挙がっています。添加物への関心は定着しつつ、体感や実用面と折り合いをつけた選択が今後も広がる可能性があります。
