遠隔健康医療相談サービス「産婦人科・小児科オンライン」は年末年始も休止せず、24時間受け付ける「いつでも相談」を通常どおり提供します。対応する医療者は小児科医・産婦人科医・助産師など267人(2025年12月現在)で、導入自治体の住民や導入企業の利用者は無料で相談できます。運営は東京都千代田区のKids Publicです。

年末年始の夜間相談(平日18時〜22時、予約制・1枠10分)は12月29〜31日と1月2日に実施し、メッセージチャットと動画通話に対応します。日中助産師相談(月・水・金13時〜17時、予約なしのLINEメッセージチャット)は12月29日、31日、1月2日に行います。医療機関の受診先に迷う場面では、オンラインで状況を整理できる手段となります。

サービスには、質問を送って回答を受け取る一問一答型の「いつでも相談」に加え、相談事例を検索できる「みんなの相談検索」もあり、掲載数は3万件超です。相談テーマは子どもの体調や子育て、授乳・離乳食、妊娠・出産、妊活など幅広いとしています。今後は自治体連携(230以上)や企業導入の拡大を背景に、年末年始など医療アクセスが限られる時期の支援ニーズが高まる可能性があります。

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