20〜40代の男女358人に2025年12月、恋愛経験の有無と婚活での印象を尋ねたところ、交際経験がない異性でも結婚相手の対象になる(なり得る)と答えた人は女性93.3%、男性98.3%に上りました。経験不足そのものは大きな不利になりにくい実態が示されました。内訳は女性180人中「全く気にしない」50人、「人柄や条件次第」118人、「対象外」12人で、男性178人中は「全く気にしない」108人、「人柄や条件次第」67人、「対象外」3人でした。女性が経験ゼロの男性に望む振る舞いは「無理せず対等に話し合いたい」(76人)が最多で、「不慣れを正直に伝えてほしい」(44人)が続き、「一生懸命リードしてほしい」(23人)を上回りました。男性側も「不慣れを隠さず伝えてほしい」(48人)、「理想を押し付けず現実を見てほしい」(47人)、「駆け引きせず素直に甘えてほしい」(46人)など、察し合いより言葉で確認する姿勢が上位でした。許容できる年齢上限は男女とも「30代まで」が最多で、女性は「20代まで」も73人と多く、男性は「40代以降もOK」が40人と一定数ありました。結婚相談所Presia(株式会社Presia)は、恋愛経験の少なさを補うための過度な演出より、誠実に状況を共有し関係を作る力が重視される可能性があるとしており、今後はコミュニケーション支援の需要が高まるとみられます。

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