ザスパ群馬は、北海道コンサドーレ札幌に所属していたFW出間思努（いずま・しど）選手（19）が加入すると発表しました。移籍形態は育成型期限付き移籍で、移籍期間は2026年2月1日から同年6月30日までの約5カ月間です。
出間選手は北海道出身で、身長175cm・体重68kg、利き足は左。札幌の下部組織（U-12、U-15、U-18）からトップチームに昇格し、群馬に加わります。育成型期限付き移籍は、若手選手の出場機会確保を主目的に、一定期間別クラブで実戦経験を積ませる移籍の形です。
出場記録は、J1が0試合0得点、J2が6試合0得点。カップ戦ではリーグカップで6試合1得点、天皇杯で5試合4得点と結果を残しており、公式戦での得点力が特徴といえます。本人は「ゴールを奪うだけでなくチームの勝利のために戦っていきます」とコメントしています。
今後は、期限付き移籍期間中にリーグ戦での出場機会をどれだけ増やせるかが焦点となり、群馬の攻撃陣の選択肢拡大と若手の戦力化が進むか注目されます。