京都市で2026年春の開所を予定する就労継続支援B型事業所「ミライト」(運営:株式会社ミライト)が、支援体制やプログラム設計、地域連携の強化を本格化させています。第1回の情報発信への反響を受け、事業計画段階から運営設計段階へ移行したとしています。就労継続支援B型は、一般就労が難しい人に対し、雇用契約を結ばずに軽作業等の就労機会や訓練を提供する福祉サービスです。同事業所は「作業の場」にとどまらず、スキル習得や社会参加、自己肯定感の回復を重視し、利用者の特性に合わせた作業・訓練メニューの試作や支援プログラムのモニタリングと改善を進める方針です。あわせて行政機関・地域支援機関との連携、職員・支援スタッフの採用と研修体制づくりも準備しており、2025年内は支援員やサービス管理責任者、医療・福祉分野の連携先、企業の業務委託パートナー募集を強化します。今後は開所後の運営状況を踏まえ、複数拠点化や就労移行支援との連携モデル構築も計画しており、地域の受け皿拡充が進むかが焦点となります。
