Bリーグ2025-26シーズンの12月27日、群馬クレインサンダーズは三遠ネオフェニックスに勝利し、3連敗を止めました。群馬はディフェンスから速い展開につなげ、テレンス・ウッドベリーが21得点、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが17得点11リバウンド6アシストを記録しました。最終スコアは不明です。
群馬は出だしの不安定さが課題とされる中でも、序盤にミスが出た場面で集中を切らさず、攻守の切り替えを徹底しました。主な得点源はウッドベリーに加え、ケニー・ローソン・ジュニアが15得点7リバウンド、細川一輝が3Pを4/7で12得点と外角で援護し、複数人で得点を分担しました。インサイドではエージェー・エドゥが10リバウンドに加え5アシストを挙げ、ゴール下の守備と展開面で貢献しました。
試合後、カイル・ミリングHCは「ディフェンスからオフェンスにしっかりつながった」と評価し、後半の苦しい時間帯も含めて「40分間戦い続けた」点を勝因に挙げました。連敗中の改善点として戦術だけでなく「メンタルを整えることが重要」とも述べました。辻直人は、前節の内容を踏まえ「カムバックできた意味は大きい」とし、怪我人を言い訳にせずフィジカルに一丸で戦う方針を選手間で共有したと明かしました。群馬は翌日に年内最終戦を控えており、連勝へ向けて集中力と一貫性をどこまで維持できるかが焦点になりそうです。
