全国の地元情報を集約する掲示板アプリ「facebanker」で、UI/UXの改修が行われました。改修を担当したのは兵庫県神戸市のmicomia株式会社で、大阪市内で事業を展開する株式会社光明きゃんの依頼を受け、ノーコード/ローコード開発ツール「FlutterFlow」で作られたアプリの使い勝手を見直しました。従来は投稿や掲載情報の増加に伴いカテゴリ数が増え、目的の情報にたどり着きにくい点が課題でした。そこでアプリ未利用者に対し複数回の操作テストを実施し、アカウント登録なしでも短時間で操作や内容を理解できるかを検証したうえでカテゴリ設計を再構成しました。注力カテゴリを「メインカテゴリ」として前面に配置し、それ以外の「サブカテゴリ」はサイドスクロールでアクセスする構成に変更しています。デザインは青の基調色を維持しつつ白を中心としたシンプルなUIに刷新し、ホーム画面に「新着情報」欄を新設して最新投稿への導線を強化しました。投稿詳細ページではテキスト中心で読みづらかった点に対応し、フォントサイズや太さにメリハリを付けて視認性の向上を図ったとしています。今後は、情報量の増加に耐える画面設計が継続利用にどう影響するかが注目されます。

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